こんにちはリラックスです。
前回の説明会でゴジラさんが配布した資料です、遅くなりましたが公開致します。
電磁波犯罪に使われる電磁波の周波数
壁越しの室内盗撮WiFi電波で壁の向こうの人物を見ると言うニュースがあったので2.4GHz以上と思われる。
思考盗聴、音盗聴、睡眠妨害、聴覚暴行(音、合成音、声の電磁波転送など)これらに関しては環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課が平成29年4月に公開した資料『身のまわりの電磁界について』を見ると(最近見たのですが)、資料の本文15,16ページの項目『10MHzまでの電磁界の作用(刺激作用)』に、『頭部の中枢神経系や胴体及び四肢の末梢神経系に刺激を与えることがあります。これは「刺激作用」と呼ばれます。頭部の中枢神経系での刺激作用の代表的な例として、網膜に生じる閃光現象(視野周辺部に点滅する微弱な光を感じる現象)があります。』とあり、項目『100KHz を超える電磁界の作用(熱作用)』に100KHzを超えると『組織の温度が上昇します。』と熱作用があるので、10MHz以下かもしれない。特に100KHz以下がより怪しいのではないかと思う。
またWHO が正式に認知している非政府機関である国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)の暴露限度を示したガイドラインが、資料の本文43-48ページにあります。その中の表3,4が人体内部での限度値で、表5,6が内部の限度値に対応する人体外部で測定可能な限度値です。これによると例えば前出の網膜で体内電界強度が50mV/mで影響が出るとき、体外電界強度は20KV/m掛かっている。この体外電界強度は1m離した両電極間に20KV=2万Vの電圧を掛けて、その電極間に人がいるときの強さと言う事です。これらの限度値は各人の各内臓組織の電波固有周波数とは一致しない万人の場合の値です。電磁波犯罪の場合は各人の電波固有周波数に一致した周波数の電磁波が使用されるので、共振して電磁波のエネルギーを蓄えるので、体外の測定可能な電界の強さは弱くても影響が出ると思われる(後述)。
この資料のダウンロードサイトURL
http://www.env.go.jp/chemi/electric/material/minomawari.pdf 上記犯罪を防ぐ電磁波シールドの金属厚み
前回配布した電磁波シールド資料の表皮深さの計算式 1 / √(πf μσ) を用いて、アルミニウムでの表皮深さを求め、必要な電磁波シールドのための厚みを計算すると
壁越しの室内盗撮2.4GHzの電磁波なので、表皮深さは
1/√(π×2.4×10
9×4π×10
-7×3.55×10
7) =1.72×10
-6(m)=1.72(μm)
シールドによって仮に約1/10000(倍)に電磁波を減衰するのに必要なアルミニウムの厚みは
20log
10(1/10000)/(-8.7)×1.72=約16(μm)
なのでアルミニウム箔でできる。
思考盗聴など10KHzの電磁波で考えると、表皮深さは
1/√(π×1.0×10
4×4π×10
-7×3.55×10
7) =8.45×10
-4(m)=0.845(mm)
シールドによって仮に約1/10000(倍)に電磁波を減衰するのに必要なアルミニウムの厚みは
20log
10(1/10000)/(-8.7)×0.845=約7.8(mm)
なのでアルミニウム板になる。
電波固有周波数前後の電磁波照射で共振する場合の考察
前出の資料より、網膜では電磁波の体外電界強度2万V/mの10Hzから25Hzの周波数の電磁波が照射されたとき、体内電界強度は50mV/mとなり影響が出ると言う事なので、仮に網膜の電波固有周波数をその周波数範囲の真中の17.5Hzとします。そして簡単に考えるために電磁気学的な単振動を、力学的な単振動に当てはめて考えます。
すると、ある時刻での物体の電界強度を求める式は
物体の電波固有周波数f(Hz)
物体に照射された電磁波周波数:電波固有周波数のn倍=nf(Hz)
物体に照射された電磁波最大電界強度E
0(V/m)
時刻t(s)での物体の電界強度E(t)(V/m)
E(t)=E
0/(4π
2f
2(n
2-1))×(n(sin(2πft))-sin(2πnft)) ①式
と求まります。
完全に共振している場合①式でn=1のときが、照射された電磁波周波数と物体の電波固有周波数が一致している場合で、これは完全に共振している場合です。この場合の物体の共振時最大電界強度E
res(V/m)を求める式は、①式のn→1の極限を取って、
E
res=√(4π
2f
2t
2+1)E
0/(8π
2f
2) ②式
となり、時間経過に伴って電界強度は強くなり続けます。実際的にはエネルギーの吸収と放出が釣り合うまでは強くなると思われます。但し、照射された電磁波最大電界強度E
0が大きいと、物体の共振時最大電界強度E
resは上がり易く、E
0が小さいとE
resは上がり難くなります。例えばE
0が1000V/mと1V/mの場合を比較すると、E
resがある強さになる時間は約1000倍違います。それでも時間経過後には影響が出そうです。
より実際的な共振周波数近傍の場合①式でn≠1の完全一致ではない実際的な場合の物体の最大電界強度E
nea(V/m)を求める式は、①式より三角関数の差の部分が最大になる
E
nea=|E
0/(4π
2f
2(n-1))|
となります。
この式と網膜での前出条件から外部から体内への電界強度の減衰率を求めると、0.012996268675469となり、更に照射電磁波体外最大電界強度を2万V/mではなく1V/mとしたとき、網膜で影響が出る体内電界強度になる、照射電磁波周波数の電波固有周波数との誤差は±0.0021%=±21ppm以内です。更にこの減衰率と②式から、完全共振では影響が出る電界強度になるまでの時間を求めると、約850秒=約14分です。共振周波数近傍の場合は、この時間以上掛かると思われます。
つまり網膜の電波固有周波数17.5Hzに対して、照射電磁波の周波数が17.4996325Hzから17.5003675Hzで、約14分以上照射され続けると、照射電磁波体外最大電界強度が1V/mでも影響が出そうです。
96KHz以下の電磁波周波数分布を調べる
パソコンのAudio内臓ボード(192Kサンプリング/秒のもの)とフリーソフトの『Spectrum Lab』を用いて、パソコンのマイク入力にアンテナとして、簡単には長いステレオ延長ケーブル(自分は3mのもので試しました)を接続すると、96KHzまでの電磁波の各周波数と強さを調べることができます。
但し精度は高くなく前項の±21ppm以内には程遠いです。
このソフトのダウンロード『Spectrum Lab』の配布サイトURL
http://www.softpedia.com/get/Multimedia/Audio/Other-AUDIO-Tools/Spectrum-Lab.shtml アクセスしてホームページ下の方のDOWNLOADボタンをクリックする

次に現れた画面の赤丸部分をクリックすると、ダウンロードが始まります。
このソフトのインストールダウンロードしたファイルを解凍してEXEファイルを実行し、インストーラーの指示に従う。
このソフトの設定ソフトを起動して図の項目をクリック

設定画面の赤丸印を192000に設定し、Applyボタンをクリックし設定完了。
ソフトの簡易説明グラフの説明

グラフの表示範囲
表示される96KHz以下の電磁波の周波数に関してAC100V電源の漏洩電磁波
北日本50Hz,南日本60Hz。
電波時計の電磁波
北日本40KHz,南日本60KHz。各都市での電波の強さは国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の日本標準時(JST)グループで見れます。URLは
http://jjy.jp/fs/fs_index.html 電化製品からの漏洩電磁波
各電化製品の電源のON/OFFを繰り返して表示されるグラフを比較すると漏洩電磁波が分かる。
上記以外の電磁波
電磁波犯罪に使われているかもしれない電磁波。
多くの被害者さんの測定結果が集まると電磁波犯罪に使われている電磁波の周波数が96KHz以下の場合、多くの被害者さんの測定結果が集まると、周波数範囲が更に絞れて犯罪解決に繋がるかもしれない。範囲が狭まるかもしれない根拠は、例えば分かり易い音で考えると、超音波を含めて音の周波数は最高周波数が数GHzまでと言われているが、人の喋り声の周波数範囲は300Hzから3400Hzで大部分の人が入るらしく、狭い周波数範囲に納まっている。電話機ではこの周波数範囲の声のみを電気信号に変換している。これは人間の遺伝子が99.9%等しく、個人差は0.1%しかなく、体の造りが略同じだからと思う。なので各個人の電波固有周波数もある狭い範囲に納まると思う。