電磁波犯罪装置のサイズと重さに関して
前回の資料を見て1974年で電磁波犯罪装置が実現されていたと言うことなので(英語が得意でないので勘違いかもしれませんが)、その頃のスパコンなどをネットで調べて見ました。
1964年 スパコン CDC6600 3MFLOPS
1971年 市販 4bit CPU
1972年 スパコン ILLIAC IV 64bit 50MFLOPS(13MHz*256)

人物の斜め後ろの奥まで続く大きいものがスパコン本体。
1973年 市販 8bit CPU
1976年 スパコン CRAY-1 64bit 160MFLOPS(80MHz*2)

スパコン本体が円筒形で外周部が椅子のようになっていて、人が座れる
1978年 市販 16bit CPU
1984年 市販 32bit CPU
1999年 パソコン Pentium III 32bit 2.1GFLOPS(1.4GHz)
2016年 パソコン Core i7 64bit 10core 480GFLOPS(3.0GHz*10)
2017年 スマホ Snapdragon 845 64bit 8core 20.83GFLOPS(2.8GHz*4,1.8GHz*4)
FLOPS:コンピューターの計算速度を表す単位で、1秒間当たりの浮動小数点演算回数を表します。
調べて思った事
1974年時点で電磁波犯罪装置にスパコンが使われていたとしたら、装置の大きさは写真のスパコンの大きさ以上と思う。大きい車やヘリに搭載して移動するしかない。しかし現在はその当時のスパコンの性能以上のものがパソコンやスマホのCPUに使われていて、計算速度は約3000倍や約133倍になっている。そしてサイズや重さは手で運べる程度なので、現在は犯罪装置が手で運べるサイズや重さになっていると思う。
電磁波犯罪と電磁波シールド
電磁波犯罪と思われること
組織犯罪の被害に18年間遭っています。被害の初期に睡眠中に家宅侵入され、麻酔をかけられたことがあります。そして18年間観察して来た事と照らし合わせて、電磁波犯罪と思わることを記載すると、
思考盗聴
音盗聴
睡眠妨害
聴覚暴行(音、合成音、声の電磁波転送、リアルタイムに声のすり替え)
パソコン、テレビ、携帯電話などの情報端末機器の画面盗撮
壁越しの室内盗撮(自宅鍵が盗撮され合鍵が作られるのかもしれない)
です。これらの内、前四つの犯罪の手段を別のものと思っていたが、電磁波によって行われていると思えて来たのは最近です。
電磁波に関して
電磁波は周波数が無数にあります。そして電磁波の波長λ(m)は光速c(m/s)と電磁波の周波数f(Hz)からλ=c/fで表されます。光速cは3.0×10
8(m/s)です。また電磁波の強さは、電磁波源(電波源)からの距離が長くなると弱くなり、その距離の2乗に反比例します。なので距離が2倍、3倍になると、強さは1/(2
2)=1/4倍、1/(3
2)=1/9倍になります。
電磁波シールド
前々項の電磁波犯罪を防ぐために電磁波シールドを張ることを考えると、
理論的には電磁波シールドは全体を金属などの厚みのある導体で覆うと可能です。またガス交換を行いたい箇所は、網目の細かい金属製網を使用すると、電磁波シールドしながらガス交換ができます(ファラデーケージ効果)。
電磁波シールドの実験
・実験方法
スマホとBluetoothスピーカーを使って、Bluetoothスピーカーでスマホの音楽ファイルを鳴らしながら、Bluetoothスピーカーをスーパーで購入したアルミニウム箔(厚み11μm)で覆い、音が止まるか確認する。所持スマホの仕様ではBluetooth通信機能はClass2で条件が良ければ10mの距離まで通信ができるらしく、その電磁波の周波数は2.4GHzです。そして、その電磁波の波長を求めると、3.0×10
8/(2.4×10
9)=0.125(m)=12.5(cm) です。
スマホとBluetoothスピーカーの距離は50cmにします。
・実験1:覆ったアルミニウム箔の隙間、スマホとスピーカー間の距離を見ると
結果
アルミニウム箔の隙間として長さ9cmの紙を挟むと、音は普通に鳴る。
アルミニウム箔の隙間として長さ6cmの紙を挟むと、音は途切れ途切れになり効果が出て来ている。
アルミニウム箔の隙間として長さ3cmの紙を挟むと、音は止まる。
アルミニウム箔の隙間を無くすと音は止まる。
前項からスマホとスピーカーの距離を非常に短くすると音は鳴る。
・実験2:覆うアルミニウム拍の一部(9cm×6cm)をメッシュ100(網目隙間0.154mm四方)の金属製網にする、スマホとスピーカー間の距離を見ると
結果
スマホとBluetoothスピーカーの距離を50cmで、アルミニウム箔の隙間を無くしても音は鳴る。
前項からスマホとスピーカーの距離を80cmにすると音は止まる。
・考察
電磁波をシールドするにはアルミニウム箔の隙間を電磁波の波長の半分より小さくする必要があり、完全にシールドするには波長の1/4位より小さくする必要がある。但し電磁波を強くする(距離を縮める)とシールドし切れない。一部に網目が波長に比べて十分に小さい金属製網を使うと、シールドはできるが効果は弱くなる。なので網の面積は必要最小限に留める。
シールドとアルミニウム箔の厚みに関しては次項を参照。
シールドに使う金属の厚みに関して
覆う金属は厚いほど良いが、ネットで金属の表皮深さを調べると、
参考URL: http://t-sato.in.coocan.jp/terms/skin-depth.html より抜粋。
表皮深さとは、ある材質に入射した電磁界が 1/e (≒ 1/2.718 ≒ -8.7dB) に減衰する距離である。 これは、透磁率がμ、導電率がσの導体においては、 1 / √(π f μσ) によって与えられる。
金属板に電磁波を照射した際に、 それを通過する電磁波は、その表面での反射は無視して、 その金属板の厚さが表皮深さの 3倍であれば 1/20 (-26dB)、 5倍であれば 1/150 (-43dB) 程度となる。
ここでアルミニウムの導電率を3.55×10
7 S/m 、アルミニウムの比透磁率は1 であり、μ = μ0 =
4π×10
-7 H/m であるから、前項実験の場合は周波数が2.4GHzなので表皮深さを計算すると、
1/√(π ×2.4×10
9×4π×10
-7×3.55×10
7 ) =1.72×10
-6(m)=1.72(μm)
アルミニウム箔の厚みが11(μm)なので通過する電磁波は
11/1.72×(-8.7)=-55.6(dB)=1/(10
-(-55.6/20) ) (倍)=約1/600(倍)となっている。
仮にアルミニウム箔の厚みを20(μm)にすると通過する電磁波は
20/1.72×(-8.7)=-101.1(dB)=1/(10
-(-101.1/20) ) (倍)=約1/113500(倍)となる。
シールドの実践
電磁波犯罪に使用されている電磁波の周波数が分からないが、周波数が高いほど薄い金属でも防げ、周波数が低いほど厚い金属が必要になる。またシールドの隙間は周波数が高いほど小さくする必要があり、周波数が低いほど大きくても防げる。波長に比べて十分に小さい網目の金属製網を一部に使う場合は、その面積を必要最小限に留める。更に電磁波シールドを張るときは金属が厚いほど効果があるので、設置費用との兼ね合いで実践して下さい。